[JAPY] ライトブルーフローラル_ホーローコーヒーポット
JAPY(ジャピー)の100年以上前のとても古いコーヒーポットをご紹介します。
前回、JAPYのポーセレンスタイルのコーヒーポット を紹介させていただきましたが、こちらはそのほんの少し後の10年後のお品です。
ディーラーさんのお話では、チョコレートポットと一緒に持ち込まれたそうです。そのチョコレートポットも1900年代JAPYのものでした。
どちらのポットも大変使い込まれており、次の世代に渡ってからは、この時代までずっと屋根裏などで静かに眠っていたのでしょう。
お色はライトブルーのグラデーション。スッキリとした夏の空のような色合いです。
本来は「パリジェンヌ」というスタイルで、ロングタイプのコーヒードリッパーがセットされていました。
ポットの内側が濃いコーヒー色に染まるほど愛用されていたため、傷みやすいドリッパーは残念ながら失われてしまったようです。
小振りで上品なデザイン。スリムなシルエットも魅力的で、両手の平で包みたくなるような可愛らしいサイズです。
手間のかかる手仕事が基本で数多くの製造が出来なかった、そんな遠い昔のとても稀少なお品物です。当時の使い方による傷みもございます。
経年の風合いをご理解いただける方にー。

 生産国 フランス
 年 代 1900年頃
 サイズ 横幅(注ぎ口〜取手)19.5cm×直径11.3cm×高さ20.0cm 重さ490g

ジャピー_JAPY_アンティークコーヒーポットブルー
裏側です。 サイズ参考(卵:M玉)
火が立上るような直火にかけられていたのでしょう。ボディは下に向かうにつれ、艶がなくなっています。
フタの様子です。ツマミ部分には凹みがありますが、穴は開いていません。エナメルは厚く塗られていて、経年でヒビが入り、パリッとかけてしまった感じですね。錆があります。
フタの裏側です。フチにはぐるりとアタリがあり、内側はコーヒー色に染まっています。ボディのフチの様子です。金彩はやや擦れている感じはありながらもキレイに残っています。
ハンドルの留め方はリベット留め(鋲留め)。古さの証です。
注ぎ口です。注ぎ口の下のほうは、炎にあぶられてエナメルが薄れススの痕跡が。口部分には錆があります。ハンドル。よく握られていた部分にはヒビがあります。ハンドルの下にもススのような跡が。
表と裏のお花の様子です。銅板転写されたお花に、何とも言えない淡く優しい色合いが施されています。この時代ならではの技術の繊細さと、ひとつひとつに丁寧に向き合った職人さんの誠実な姿勢がうかがえます。
このお花の位置を境に、下のほうはエナメルの艶がありません。
内側はコーヒー色に染まっています。(洗浄済みです。)底です。直火による欠けがありますが、穴はあいていません。

販売価格

0円(税込)

SOLD OUT

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