[JAPY] ポーセレンスタイル_ホーローコーヒーポット
フランスでは1867年にパリ万博が開催され、鎖国をといた日本がこの博覧会で初めての出展をしました。その後、パリではジャポニスムブームが訪れることになります。
東洋の陶磁器に憧れ、当時は様々な和の図案が描かれ取り入れられました。このポットは、その影響を映し出したJAPY(ジャピー)の貴重な一品です。
100年以上経過したかなり古いお品ですので、シャビーな雰囲気がこの美しいデザインの趣を更に完成させてくれているようです。
パリが繁栄した華やかな時代を味わうことの出来るコーヒーポット。歴史をコレクションする贅沢を感じたい方におすすめです。

 生産国 フランス
 年 代 1890年頃
 サイズ 横幅(注ぎ口〜取手)20.5cm×直径13.3cm×高さ24.3cm 重さ670g

ジャピー_JAPY_アンティークコーヒーポット
裏側です。 サイズ参考(卵:M玉)
ドリッパーに大きなあたりがあります。
上から見てみました。フタのフチにはあたりが連なり、ツマミにも小さなあたりがあります。植物と雀が転写されていますね。
フタの裏側です。ミゾやフチは錆びています。ドリッパーは、フィルター、ボディとの接合部分もかなり錆が進んでいます。
ドリッパー、ボディの装飾をクローズアップで見てみました。
転写技法により、植物がぐるりと繋がるように描かれています。ブラウンの彩色と、金彩が手描きで入れられており、接合部以外は不思議と金彩の劣化が見られません。お花にも点々と金彩が入れられていますね。侘び寂びの華奢な図柄の中でキラキラと輝いています。
ボディ内側には、ドリッパーの錆が付着していますが、中は目立ったダメージはありません。経年からみると良いコンディションです。底面。JAPY FRÈRES & Cie のマークがキレイに残っています。

販売価格

0円(税込)

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